当院について
院長あいさつGreeting
私共の病院は、札幌市中央区の地で、呼吸・循環器および腎臓(透析)を専門とし、また障がい者医療にも取り組んでいます。
高血圧・糖尿病および脂質異常等の生活習慣病の管理・治療とともに、慢性腎臓病の患者さんに対して、初期より教育入院を含め加療・生活指導を行っています。透析医療を受けられる患者さんには、血液透析・腹膜透析および将来的な腎移植の登録といった幅広い選択肢を用意し、自宅・施設と病院間の無料送迎サービス、仕事を配慮した夜間透析も提供しています。 呼吸器慢性疾患のなかでは在宅酸素療法・人工呼吸器管理に加えて、夜間無呼吸症候群の検査・治療にも積極的に取り組んでおります。
大学病院および基幹総合病院、さらに脳神経外科・内科、心臓血管外科、およびリハビリテーション等の専門性・特殊性の高い病院と連携し、また地域の診療所・介護施設とも協力し地域医療の水準の底上げに貢献できればと考えています。
2020年7月に新病院に移転する際、皆様方がより利用しやすい施設となるよう工夫をしました。外来は車いすの方でも受診しやすいようにすべて1階とし、受付から受診・検査および会計まで移動少なくスムーズに出来るようになりました。2階には70名が同時に治療できる市内でも有数の広い透析室(最大210名受け入れ可能)と快適なラウンジを用意しました。 また3階は、131㎡のリハビリスペースを用意し、心臓・腎臓および呼吸器リハビリテーションを推進しています。4-6階は入院病棟で、車いすのまま入室できる多目的トイレ・特殊浴室、広い食事スペースを作りました。 最上階の7階のベランダ・バルコニーでは、患者様のリハビリの一環として家庭菜園を作っています。また来院者全員が利用できる広い駐車場をご用意しました。医療サービスの向上とともに物心両面で皆様方に貢献できるものと考えています。
北海道恵愛会 札幌南一条病院 院長 土田 哲人