当院について
臨床研究についてのお願いClinical Research
【はじめに】
当院では、日々の診療を通し、病気の診断能や治療効果の向上を目指した臨床研究に取り組み、医学の発展に少しでも役立つよう努めています。そこで、診療に伴って発生した診療情報や残余検体等を、臨床研究に使用させて頂くことに関して、予めご同意を預けますようお願い申し上げます(このような同意を、「包括的同意」と称します)。得られた成果は院内診療への還元はもとより、学術集会や科学専門誌で発表し、社会貢献したいと考えております。
尚、上記診療情報とは①診療録内容、検査データや他院からの診療情報等、②レントゲン、CT、超音波検査、内視鏡検査等の画像検査データの総称です。また、残余検体とは①血液、尿、喀痰、胸腹水検査などで診断後に残った検体、②生検(腎生検や内視鏡生検等)や細胞診検査で診断後に残った検体、③手術診断後に残った検体の総称です。
【個人情報の保護】
診療情報や残余検体からえられた情報は、適切な管理のもとに厳重に保管致します。また診療、研究以外の目的で使用されることはありません。すべての情報は匿名化して取り扱われ、法令等の趣旨に則って個人情報が保護されます。
【同意・不同意、同意撤回について】
包括的同意に関してご理解頂いた上で御協力頂くかどうかは、患者さん(あるいは代諾者)の自由であり、同意頂かない場合にも診療上、不利益を被ることは全くありません。また、いったん同意されても、その後いつでも撤回することができます。同意頂ける場合、特に同意書記載の必要はありません。診療情報や残余検体の使用に同意頂けない場合、また同意の撤回をご希望される場合、「不同意書」を提出して下さい。諸事情により提出困難な場合は口頭でお伝えください。 ただし、既に公表されたものや統計データとして使われた情報は廃棄できません。
【費用について】
患者さんには通常の診療に係る費用以外に、別途費用の請求はありません。また、逆に患者さんに謝礼金が支払われることもありません。ご不明な点がございましたら、病院にご相談ください。 不同意書はこちらからご覧いただけます。↓