病院新築移転に先がけ、患者様の負担軽減のため、電動ギャッチベッド134台を導入しました。
導入されたベッドは、最低床板高27.8cmの低床ベッドで、患者様が足をしっかりと床につけられる高さとなっております。これにより、端座位の安全性が高まる他、サイドバーを装着するフレームも収納式となっており、ベッドからの乗り降りや車いすへの移動がより楽になる仕様となっております。
また、背上げ時にはギャッチアップ機能と連動して、両サイドの床板が身体を包み込むようにサイドアップします。これにより、安定した座位姿勢が保つことができ、ベッドからの転落の危険性も低くなります。
さらに、患者様の療養環境の向上とともに、介助の際、患者様のご家族や職員の負担軽減も期待できます。

新病院への移転までに、入院病棟すべてのベッドを新しく導入する予定となっております。
このたびの入れ替え作業にご協力いただきました、すべての皆様に、心より感謝申し上げます。